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生協さくら病院について

About

院長挨拶

院長
生協さくら病院 院長
百成 公美(どうみき きみよし)
役職 生協さくら病院院長
認定資格 日本精神神経学会精神科専門医・指導医
所属学会 日本精神神経学会、日本家族療法学会
出身校 弘前大学医学部
好きなこと 猫が大好き
一人ひとりが健康で尊重される平和な社会をめざします

当院は、青森保健生活協同組合の病院です。
「一人ひとりが健康で尊重される平和な社会をめざします」という法人の理念のもとで、法人内の病院・診療所や、介護事業所、高齢者住宅などと連携して精神科医療を行っています。
病床は140床で 70床2病棟で、1つは、主に高齢者に、もう1つは、統合失調症・気分障害・ストレス関連疾患、アルコール依存症、思春期と幅広く対応しています。
高齢者の人口が増える情勢を反映して、新患の半分以上は認知症を主とする患者さんが占めるようになり、経済的にも困難な問題を抱えた方が増えています。また、職場のストレスから適応障害(うつ状態)となる方も増えています。思春期の発達課題をめぐって様々な症状を呈してくる方も増えています。
「まず診る」「援助する」「何とかする」という姿勢で、患者さんとともに、職員集団の知恵と力を集め、また、法人内外の医療・福祉施設、行政とも連携して、問題解決に取り組んでいきたいと考えています。

病院概要

名称 青森保健生活協同組合 生協さくら病院
管理者 院長 百成 公美
所在地 青森県青森市問屋町1-15-10
開設 1965年9月
許可病床数 140床
標榜科 精神科・神経科・心療内科・内科・リハビリテーション科・児童青年期精神科外来
入院基本料 15対1入院基本料
関連施設
  • 居宅介護支援事業所ケアネット中部
  • 看護小規模多機能型居宅介護事業所ひまわり
  • サービス付き高齢者向け住宅さくら
  • 協立訪問看護ステーション本所
  • 協立訪問看護ステーションさくら支所
  • 生協ヘルパーステーションさくら
  • 生協ヘルパーステーションやすらぎ
  • ピアコーポすずらん
病院理念 その人らしく生きられるようにサポートします。
基本方針
  1. 患者さまの人権を尊重し、安全・安心な医療を提供します。
  2. 「こころの健康づくり」を通し、地域医療に貢献します。
  3. 学習に励み、技術の向上や社会保障の充実に努めます。
  • 病院長:百成 公美
  • 副院長:小山 智教
  • 事務長:小山内 海
  • 総看護長:扇谷 弥生

医師紹介

小山 智教おやま ちきょう

  • 役職生協さくら病院 副院長
  • 認定資格
    日本精神神経学会精神科専門医・指導医 精神保健指定医 日本医師会認定産業医 認知症サポート医 精神保健判定医
  • 所属学会日本精神神経学会 日本児童青年精神医学会
  • 出身校弘前大学医学部

2019年10月、10~20代の“こころ問題”に重点的に対応するため、「児童青年期精神科外来」を新設致しました。
子どもから大人へと成長を遂げるこの時期には、多くの方が何かしらの苦悩や葛藤を抱えます。それは自身の性格、発達特性、対人関係、環境への適応に関するもの等、多岐に渡ります。周囲の理解や支援があって、それぞれが柔軟に対応できている場合は、その困難はいずれ自身の成長の糧になります。しかしその一方で、周囲の理解や支援が乏しく、対処能力を超えた強いストレスに襲われた場合には、そのしなやかさは失われ、心身の不調をきたす事になります。それは成長の糧ではなく、成長に対する障壁とも言えます。人生の土台を形作るこの貴重な時期だからこそ、諸々の困難がその成長の障壁となる前に、一緒にその原因を見つけ出し、対処していこうとするのが、当科が目指す所です。

児童青年期外来イメージイラスト

西脇 巽にしわき たつみ

  • 役職生協さくら病院名誉院長 社会福祉法人「虹」理事長
  • 認定資格精神保健指定医 元・保護観察医
  • その他秋田連続児童殺人事件精神鑑定担当
  • 所属学会日本精神神経学会 国際啄木学会(理事)
  • 出身校弘前大学医学部
  • 趣味コーラス ギター演奏他音楽全般 囲碁 渓流釣り
著書
  • 精神医療関係「こころを開く愛の治療」「高齢者がうつ病になる時」他多数。
  • 司法精神鑑定「西脇巽精神鑑定選集」全三巻
  • 文芸作品「初恋後遺症」「愛の崩落」「精神病院の愛すべき人々」他
  • 啄木関係「石川啄木 悲哀の源泉」「石川啄木 青年へのメッセージ」他
  • エッセイ他「精神科医の世界見て歩き」「青森市長選 奮戦記」他
さくら病院の未来を託せる若い医師たちへ

昔の精神科患者は今よりももっと単純で解りやすかった。今では社会の急激な変化が精神科患者の有りようを複雑にしている。
新自由主義経済の導入で派遣労働者が多くなり、競争に駆り立てられて、そこから落ちこぼれた所からは多数のうつ病や神経症が発症する。 離婚や再婚が多くなり、子供は大切な家庭養育環境が安定せず、人格障害者の発生要因となっている。核家族化が一層進み、 高齢者は社会から尊敬されるよりも施設送りが当たり前となりつつある。 しかしながら増加する認知症に対して介護士の待遇があまりに劣悪なまま放置されている。
そして毎年3万人前後の人が自殺しているのであり、日本全体の人口が減り、特に地方の過疎化も深刻な事態となっている。
そのためこれからは、これまで見たことも無いような新しい精神科患者が派生して来るであろうことが予想される。それに対処する若い精神科医師に対して期待するところは大きい。

石田 俊悦いした しゅんえつ

  • 認定資格日本内科学会認定医
  • 所属学会日本内科学会・日本東洋医学会
  • 出身校弘前大学
これまで培ってきた漢方のノウハウを若い方へ

他の科の先生でも漢方がやりたいという方があれば、ぜひ一緒にやりたいですね。 漢方の知識を自分だけで終わらせるのもさびしいですから、できれば私のこれまで培ってきたノウハウを若い方に伝えたいと思っています。

小枝 淳一こえだ じゅんいち

  • 認定資格日本内科学会認定内科医
  • 所属学会日本精神神経学会、日本内科学会、日本死の臨床研究会
  • 出身校弘前大学医学部

医師として最初の14年間は主としてがん医療に携わりました。その後の16年間はホスピス緩和ケア医としてホスピス病棟、在宅医療、在宅ホスピスに従事し、地域医療の構築に邁進してきました。生協さくら病院では今までの経験を活かしながら研磨を積み、精神科疾患をお持ちの方々や発達障害がある子供の役に立てるよう病院スタッフや地域の方々と協働します。何よりも目の前にいる患者の魂と尊厳を大切にし、全人的ケアを心がけます。

看護体制

ハートフルな看護実践を

  • 1.地域に根ざし、地域に選ばれる看護を目指します。
  • 2.人権を守り、心のこもった看護の提供をします。
  • 3.専門性を高めるために、常に学習をします。

生協さくら病院は長年全開放病棟に取り組んできましたが、2016年4月より、無断離院による事故を防ぎ、患者様の安全を第一に考え全病棟を閉鎖病棟としました。
看護部では「ハートフルな看護実践を」という理念の基に、精神疾患・認知症の患者様、心の問題を抱えた子供たちがその人らしく生きられるよう、一人一人と向き合い、心のこもった看護を提供しています。
看護師は専門職としての技術向上に努め、自己研鑽出来るよう看護師能力別ラダー教育、院内外の研修参加、認定看護師資格取得等に力を入れています。また、看護師一人一人が目標を持ち、やりがいを持って働き続けられるよう支援しています。
地域の方々が安心して受診でき、保健・医療・福祉・くらしの心配事を気軽に相談し、患者様と共に問題解決できるよう取り組んで行きたいと思います。

看護体制等について

1. 看護体制
病床数 140床 (1病棟70床 2病棟70床)
入院基本料 区分(15:1看護) 看護補助加算(30:1)
看護職員数
  • 1病棟(精神科一般病棟) 看護師 看護補助者(早出/遅出)
  • 2病棟(精神科一般病棟) 看護師
  • 外来 看護師
2. 夜勤体制

3交代勤務 責任夜勤

3. 看護方式

チームナーシング・プライマリーナーシング