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施設紹介

Introduction

当院の特徴

当院は1965年に開設して以来、地域の人々に支えられながら「患者の立場に立った親切でより良い医療」を追求し、特に患者さまの人権と社会性を重視し、県内に先駆けて全開放医療を実践するほか、行政機関・他団体と連携して社会復帰のための環境づくりに努めてまいりました。
また、2006年4月に病院名を「生協さくら病院」と改め、病棟、デイケア・作業療法棟の増改築が完成。精神科病院の閉鎖的なイメージを一掃し、今まで以上に明るく開放的な病院となりました。 さらに2012年4月には高齢化社会に対応する新たな精神科医療に向けて病院再編を行い、地域を拠点とする共生社会の実現に向け、認知症をはじめとする高齢者医療から介護、福祉までトータル的に地域のニーズに応えていける体制づくりに着手しております。

各部署の紹介

1病棟

1病棟は保護室のない、閉鎖病棟です。
精神疾患があり、身体的な合併症を持った方、認知症の方、社会復帰に向けてリハビリに取り組んでいる方の3つに分けてプログラムを組んでおり、看護師のほかに30:1の基準を満たすヘルパーと介護福祉士がケアに当たっています。
病院理念である「その人らしくいきられるようサポートします」をもとに、コメディカルと連携して社会復帰に向けた取り組みをし、「患者様が安心して地域で暮らせるためには」を常に追求し援助しています。

病棟の概要
病床数 70床(保護室なし)
看護基準 15:1
看護方式 チームナーシング+機能別看護
看護記録方式 フォーカスチャーティング
治療プログラム
  • 精神療法
  • 認知症を対象とする作業療法
  • 精神一般を対象とする作業療法
  • 作業療法士による身体的リハビリ
  • STによる嚥下指導(状況に応じて)

2病棟

2病棟は、精神一般病棟として、精神疾患急性期〜慢性期の患者様を受け入れ、児童青年期、アルコール依存の治療も行っている閉鎖病棟です。
治療内容としては精神療法、薬物療法、作業療法、アルコール依存症に対する認知行動療法を行っています。
病院理念である「その人らしくいきられるようサポートします」をもとに、コメディカルと連携し社会復帰に向けた取り組みをし、「患者様が安心して地域で暮らせるためには」を常に追求し援助しております。

病棟の概要
病床数 70床(保護室4床含む)
看護基準 15:1
看護方式 チームナーシング+機能別看護
看護記録方式 フォーカスチャーティング

精神リハビリ科

リハビリ科の概要

入院作業療法部門と外来デイケア部門の2部門からなります。

施設基準 精神科作業療法
精神科デイケア
精神科ショートケア
スタッフ 作業療法部門
作業療法士5名
デイケア部門
医師1名、看護師2名、作業療法士2名、精神保健福祉士2名

入院作業療法・外来デイケア共に、病院理念である「その人らしくいきられるようサポートします」をもとに、他のコメディカルと連携し社会復帰に向けた取り組みを行い、「利用される方が安心してそれぞれの地域で暮らせるためには」を常に追求し援助しております。

作業療法部門

精神一般患者を対象とする作業療法、認知症を対象とする作業療法、アルコールリハビリテーションプログラム(ARP)、機能訓練等を行っています。
「楽しそうに何か作っている、楽しく遊んでいる」といった、私たちが日々の中で当たり前に行っている作業活動を通して、普通に生活していれば誰もが体験することに重点をおいて活動してもらい、一日も早く社会に戻れる事を目指して日々取り組んでいます。

外来デイケア部門

デイケアでは精神科外来治療の一環として、通所型のリハビリテーション活動を行なっています。料理や創作活動、各種レク活動、就労トレーニング活動など、様々なグループ活動の中で人と関わる体験を通して回復やスキルアップのお手伝いをします。
症状の改善、体調や生活の維持、生活リズムの確立、就労や社会復帰の準備等々、社会生活がより充実したものになるよう、個々人の目的に合わせて利用することができます。
また、看護師、精神保健福祉士、作業療法士といった各種専門職を配置しており、様々な角度からの援助を行なっております。

医事課

医事課は病院の窓口です。
診察受付や会計をはじめ、医事課には様々なお問い合わせが寄せられます。例えばバスの運行に関するものから、医療費、医療福祉生協に関するものetc‥。私たちはそうしたお問い合わせに対し、迅速かつ丁寧に対応することを心がけています。また、通いやすい病院づくりを実現するため、接遇研修などにも積極的に参加しています。医療費計算などの間違いや、苦情相談を一つでも減らすために、スタッフ同士によるミーティングを定期的に行い、課題を出し合い改善していくことで、より良い医療サービスの提供を行う取組みもしています。
患者様の経済的・社会的負担を少しでも減らし、医療や社会福祉の資源をできるだけ活用できるように、医療相談室と連携しながら自立支援(精神通院)医療や、精神保健福祉手帳等の申請を行っておりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。

外来

外来は、医師4名・看護師7名のスタッフで構成されています。
病院理念でもある「その人らしく生きられるようサポートします」をもとに、患者様が安心して地域で暮らせる方法を追求し、医師、訪問看護ステーションや・相談室・ディケア・調剤薬局・医事課など様々な部署のスタッフと情報交換を行い、連携して援助しています。 外来は主治医予約制となっており、一人の医師が患者様を継続して診察しています。継続して診察することで患者様の治療経過を把握し、調子を崩しそうな時などは早めの対応を行います。また、来院した患者様には診察前に血圧を測ったり、最近の様子を伺う、定期的な検査を勧めるなどの健康管理も行っています。
通院中断を防ぐため、定期的に通院されている患者様を対象に予約外来を開始しました。

2019年10月開設

児童青年期精神科外来

イラスト

環境から影響を受けやすい子ども達が今、多くのストレスを抱えながら生活しています。 伝えられない思いや、やり場のない感情を持つ子ども達、青年の方々に対し、医療的な支援を行っていきます。
更に、ご家族や関連する方々の相談、解決への手立てを共に考え、寄り添った医療をめざしていきます。

対象年齢 10〜20代
対象となる疾患や症状 発達障害、不登校、引きこもり、過食や拒食、リストカット、不安、意欲低下、気分の高揚など
診療日 毎週水曜(完全予約制)
診療時間 午前 9:00〜12:00
午後 13:30〜16:00
ご予約・ご相談
TEL017-738-2101
初めて受診する方は平日9時から16時までにご連絡ください
受診時ご持参されるもの
  • 保険証
  • 母子手帳
  • お薬手帳
  • 問診票

心理相談室

心理相談室では、2名の公認心理師が患者様の心理検査やカウンセリングを行っています。 検査やカウンセリングを通じて、患者様が「自分を再発見できる」場所を目指しています。

  • 心理検査
    性格検査、知能検査、認知症のスクリーニング検査など、様々な種類の検査があります。
    検査結果から、その方の課題だけでなく「強み」もお伝えします。
  • カウンセリング
    悩んでいること、普段は人に言いづらいことなど、ご自由にお話しいただけます。
    カウンセラーは指示を出したり答えを与えたりはせず、その方らしい生き方を模索するお手伝いを致します。
    勉強に不安のある小・中学生の方を対象とした「学習支援」も行っています。

心理検査・カウンセリングをご希望の方は、主治医へご相談ください。

薬局

私たち薬局は、患者様が安心して薬を服用し、療養生活がおくれるよう、患者様やそのご家族の方を対象に服薬指導をおこなっております。また退院時は退院後も継続して服薬が出来るよう退院時服薬指導を患者様やご家族の方へ行い、おくすり手帳を交付しております。患者様のご家族の方の薬に対する不安や疑問にお答えしながら、服薬の必要性についてアドバイスしています。薬について不明な点がありましたら、主治医・薬剤師までご相談下さい。

栄養科

栄養科の役割

栄養科では、患者様の栄養状態、身体状況、病態などに合わせた治療食の提供をセントラルキッチンと連携を取りながらクックチルで行っております。
「おいしくて 安全で 楽しんでもらいながら 治療に役立てる」という基本方針を掲げ、診療部門の1つとして栄養面からのサポートをしています。

食事提供
  • 1.患者様の個々の状態に合わせた食種や食事形態へ対応しています。
  • 2.栄養面だけではなく、食事を楽しんでいただけるよう行事食やメッセージカード、嗜好調査の実施も行っています。
  • 3.管理栄養士・調理師・パートによる他職種連携で個別対応の充実を図っております。
  • 4.セントラルキッチン(あおもりコープフーズ)と連携して献立改善に活かしています。
  • 5.デイケアの利用者様にも栄養バランスの良い食事を提供しております。
チーム医療
  • 1.医師・看護師と連携を取りながら喫食状況、精神症状、認知症状などを考慮したうえで、より良い治療食提供に繋げていきます。
  • 2.褥瘡回診やST評価、各種委員会の参加などチーム医療へ取り組んでいます。

看護教育委員会

当院は県内に先駆けて全解放医療に取り組んできました。
2016年4月より高齢者、認知症患者の増加、徘徊など症状により、病院を離院することが多く、患者様の安全・安心を考え、事故防止のため病棟を閉鎖病棟とすることにいたしました。
看護部では病院理念の「その人らしく生きられるようサポートします」を念頭に、精神疾患・認知症の方・身体合併症をもつ方がその人らしく生きられるよう、一人一人と向き合い看護を提供します。
そこで、実践能力の向上を目指し、ラダー制導入・認定看護師への支援も行っています。高齢化がすすむ中、地域の皆様に必要とされる医療・看護を提供するため、その実践に向かって一人一人の看護師がやりがいを持って働ける職場づくりを目指します。

地域医療連携室

精神科医療は、入院医療から外来通院医療へと転化しつつあります。
障がいをもった患者様が地域で生活するためには、医療福祉の連携は必須です。
院内外の関連機関との連絡・調整や様々な問題の相談を受け患者様が地域での生活を維持出来るように援助していきます。

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他の医療機関や施設からの患者様のご紹介の際に窓口として受診等の調整を行っていきます。

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受診・入院相談、経済的なことやご家族の日常的な相談を受けています。
また障がい者自立支援医療や関連制度について患者様へご案内、説明しております。

お気軽にご相談ください
利用時間 9:00〜16:00
ご予約・ご相談
TEL017-738-2101

フロア図

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院内写真
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